はい、おなじみうざい(笑)トークも11回目となりました。今回は2巻の芽衣パパの件での柚子の考えと行動についてまた勝手に語ります(笑)。

まず、芽衣パパの件のときに柚子がぶつかってきてくれたから芽衣は自分の気持ちに気づきそして芽衣パパへの想いも伝えることができた、と9巻で言ってますよね。この意味をちょっと解説したいと思います。

芽衣パパの件のときに芽衣がやけになって泣いて柚子を襲ったりしますが、その次の日学校での落ち込んでる芽衣を見て柚子は芽衣の気持ちを考えて、芽衣に今必要なものは何かと悩みますよね。これは柚子がはるみんの胸をさわり(笑)これだ!と芽衣に必要なものは何か気づきますが、芽衣に必要なものは「本当のことを言ってくれる人」なんですよね。芽衣は今母も父もそばにはいませんね。おじいちゃんも入院中だし。姫子がいるだろと思われるかもですが姫子は芽衣にはほんとうのこと言って諭すことができないんです。なぜなら親友以上の感情が芽衣にあり、きらわれたくないから言えないんです。本当のことってきつい内容ですもんね。言ったら嫌がられるか嫌われるかもしれない。だから姫子は言えないんですね。じゃああと言えるのは誰か。そう、柚子しかいないんですよ。それに柚子が気付いた直後に芽衣パパが帰ると聞いてこのまま離れたらだめだと。今別れたらたぶん芽衣はまたつらい日々を続けてしまうから、それではだめだと、ちゃんとパパにあって話して通じ合わないといけないと柚子は行動します。
「芽衣、逃げてちゃ何もはじまらないよ」と。
そう、つらいことや嫌なことから逃げず向き合えと柚子は言いたいわけです。そしてマイクを奪い(笑)自分を責めるのはおしまいにしよう、誰かのために生きるのもおしまいにしようと。これはきつい言葉ではっきり言うと、自分を責め続けて殻に閉じこもり悲劇のヒロイン役にひたるのはやめろということですね。私の好きな歴史小説で責難は成事に非ずという言葉があります。これは責めるくらいならなんか自分がいい案をだせなどと誤解してる人が多いのですがそういう意味ではなく、何かを責めることは事を成すことではない、という意味なんです。わかりやすくくだけて言うと自分や人を責めて非難して自己満足してるだけじゃ何も事は解決しない、というかんじです。この時の芽衣がまさしくこの状態ですよね。ひたすら自分を責めて悲観し悲劇のヒロインになり殻に閉じこもり心を閉ざしてますからね芽衣は。それをやめよう、前に進むためにパパを見送りに会いに行こう、そしてパパに気持ちを伝えに行こう。そう柚子は芽衣に言ってるわけです。
そして芽衣パパの前まできたのに言葉につまってしまう芽衣の手を頑張れと柚子は自分の手で握ってあげて励まし前へと押す。このシーンは原作とアニメではかなり違いますが、芽衣が柚子に手を握られ励ましてもらったおかげでやっと「お父さん」と呼ぶことができたという内容は同じでしたね。これでやっと本当の父と娘の親子になれたわけです。そして自分が学院をつぎたいと芽衣はいい、それを聞いた柚子は「パパ、芽衣は自分の道に進み始めたよ」と。誰かのためじゃなく自分のために生きないといけないと芽衣に柚子は伝えてそれを芽衣も理解したわけですね。で、そのあと気持ちの通じたキスを得て(笑)芽衣は柚子に恋して好きになるわけですが、あなたの温かさを知って好きになったと芽衣は9巻で言ってますが、柚子の本気で人のためを思い一生懸命になれる柚子の人柄に芽衣は惹かれたわけですね。まあイケメンな柚子に惚れたと(笑)。だって芽衣がお父さんの手紙読んでるの見て嬉しくて柚子が泣くんですよ。しかもごめんねほんとは芽衣が泣きたいところなのにね、なんて。柚子は優しいですねほんとに。で、このイケメンかつ優しい柚子はモテモテになると(笑)罪ですねえ
(笑)。

と、いうわけですが(?)こういう熱い展開があるのがcitrusの好きなところですね。

はい、うざいから撤収します(笑)。




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