うるさいcitrusトークも14回目です。うるさい女ですいません(笑)さて今回のテーマは「恋と愛の違いについて」です。前にブログで書いたのですが、私は恋は「私はあなたが好きだからあなたも私を好きになってほしい」愛は「あなたが好きだから、あなたに幸せになってほしい」かなと思っています。もっとはっきり言ってしまえば恋は相手とどうやったら結ばれるか恋人としてずっと一緒にいられるようになるかだけで頭いっぱいでつまり自分のことしか考えてないですよね。対して愛の場合は自分はどうなろうとかまわないから相手が幸せになってくれることだけを願うわけです。citrusは芽衣と柚子がお互い恋して愛にかわるまでを本当に丁寧に書いてると思うんですね。
例えば原作9巻まではずっと柚子視点のみですが、まず最初の頃の柚子は芽衣に恋して触れたいキスしたい恋人同士になりたいと悩んでますよね。でも姉妹でもあるからお姉ちゃんとしても頑張ってみたり。あとは姉妹なんだから無理しなくてもこのままでいればずっと一緒にはいられるかもと考えてみたり。色々ありやっと告白して恋人同士になったあとは今度は恋人だからキスしようとしたりいちゃついたり(笑)デートもしたりとか。この時点ではまだやはり自分が芽衣に触れたいキスしたいもっと親密になりたい、それを叶えるしか考えてませんよね。恋は盲目なんてよくいいますが恋してるうちはまだ要はのぼせてしまっているから自分が相手に夢中でそれしか考えられないわけです。恋してるからこそその証拠に9巻で芽衣に好きと言ってくれてないとせまりますよね。相手に好きと言ってほしい。相手にも自分を好きになってほしいしこちらを見てほしい。そのことがきっかけで芽衣が結果として柚子から離れることになるわけですが。柚子もこのあとに恋から愛に気持ちが変わることは変わるんですが恋から愛に気持ちがかわったのは私は芽衣が先だと思います。愛にかわったのはあのノートにかかれた内容読めばわかりますよね。柚子の将来を傷つけたくないし柚子を好きだから婚約者がいることの罪悪感に耐えられなくなってしまったと。一緒にいたら学院つぐこともできないほど柚子にのめりこんでしまった。後戻りできないくらいあなたでいっぱいになった頃、と言ってますよね。で、最後に柚子の幸せを願っているで文章しめくくられている。相手にただ幸せになってほしいなんて愛に感情がかわった証拠ですよね。
柚子が恋から愛にかわったのはあのノート読んだあとだと思います。あれを読み芽衣が自分を好きだとわかったわけだし。もし恋にのぼせたままなら芽衣に強引に会いにいくこともできたはずだけどそれをしないのは愛にかわったからかなと。サラに打ち明けるとき言ってますよね。芽衣を幸せにしてあげたいと思っていてそばにいてあげたかったけれど学院つぐのに恋が障害になるのなら。芽衣が本当に好きだから芽衣の夢の邪魔をしたくない。幸せにしてあげたいからそばにいてあげたいじゃなくてそばにいられなくてもいいから芽衣に幸せになってほしい、に変わったわけですね。
少し話が戻りますが芽衣が離れるまでの夏休み最後のデートではまだ一緒にいたいしデートしてしまっているから恋なんですね。最近読まれた方はわからないかもしれませんが9巻までは芽衣視点ないし芽衣の気持ちは長い間全然わからなかったんですよね。芽衣視点のを読んだらこんなに柚子を好きだったのかと前から読んでる人は皆驚いたと思います。これは話それますが2巻で「優しくするわ初めてなんでしょう?」とか言ってるから芽衣は初めてじゃないのかなという疑惑は前から言われてたんですが9巻のあのノートの内容読んで柚子が初恋だとわかり何だ自分も初めてじゃんかよ!とつっこんだのは私だけではないはず(笑)まあどうりで不器用な恋愛するわけですね初めてだから。まあ初デートのときのあのわからなさぶりを見たときは、芽衣は柚子が初恋なのかな?とは思いましたが。で、二人は最後結婚までするわけですが、何がすごいって結婚までしてるのにエッチしたと思えるシーンが一切でてこないことですね。普通なら二人が愛し合ってることを表現するためにエッチな話書くと思うんですよ。あと普通なら誰だって恋人とエッチしたいと考えますが、柚子がエッチしたいと考えてる場面はないですよね。二人はお互いが好きなだけでありそこにエッチは別に必要ないわけです。キスはしまくりですが(笑)最初にも言いましたがcitrusは本当に恋愛感情を丁寧に書いててすごいと思います。6年もかけて書ききったのだから本当にすごい。海外での人気がすごいのもうなずけます。

で、うるさいので終わりにしときますね(笑)。




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