毎度おなじみちり紙交換…じゃなかった(古い)うざいことに定評がある(笑)citrusトークも17回目です。今回のテーマは「柚子の理解力について」です。何それって感じですがまあ聞いてください(笑)(笑うな)。

まずこのシーン。



芽衣のことを、「身分とか生き方とかさ色々違うから困ってるんじゃないかとね」と心配してますが、このセリフは深いですよ。まずここでいう身分とは金持ちと貧乏人とか社長と部下とかの上下関係の身分て意味ではないです。身分、つまり生まれ持った環境のことをさしてます。以降身分はその意味で書きますね。身分、生まれた環境がいわゆる普通の家庭環境、家族がそろい学校に通い卒業し就職して、なんてのがまあ一般的ですよね。でも身分が違うとそうではない。歌舞伎役者の子供に生まれたら、医者の子供に生まれたら。当然親の跡をつぐだろうし教育も違うしいる友達も違う。つまり身分が違うと生き方も普通とは違うんですよね。芽衣とかの名家のお嬢様もそう。高校生でもう許婚がいて親の財産や家の名誉を守るために親がきめた許婚と結婚しなければならない。そんなの普通ではないですよね、特殊というか。さらに芽衣は学院の理事長の孫で名家の中でもトップクラス。しかも将来は理事長をつぐと。特殊の中のさらに特殊な環境で、特殊な生き方しないといけないんですね芽衣は。だから、柚子は身分や生き方が普通ではないから普通とは違う悩みや困りごとがあるのではと心配してるわけです。このセリフなぜかアニメでは変えられててムカつきましたがそれはおいといて(笑)。
だからこのセリフだけで柚子が身分、つまり生まれた環境が違うと生き方も違うんだということがもうこの16歳という年でわかってるんですね。普通はわからないです、高1でこんなこと。何故柚子はわかるのか?そう、柚子自身も普通の身分ではないから、です。3歳ですでにお父さんを亡くした経験があり3歳から母子家庭で。お母さんは仕事だからひとりでいたせいもあるしあとまあ手伝いもしないといけないから料理や家事も慣れてて得意。さらに9巻では旅行に行くのは初めてだったと言ってますね。家族旅行もしたことないんですね柚子は。あと3巻でまつりと出会ったときは引っ越してきたばかりで、と言ってる。つまり柚子は2回引っ越ししてることになりますね。引っ越したなら転校もしてるはずだから転校も二回目なわけで。16歳でこれはほんとに普通じゃないですよね。もう下手したら普通の40歳くらいの人生経験してるかもしれない(笑)いやほんとに。だから、自分が普通の身分じゃないから芽衣の環境とかも理解できるんですね。
しかも妹にまだなったばかりの芽衣を自分の妹なんだと断言する。かっこいいですね。妹だから守って助けてあげるわけです。お父さんのお墓にいいますよね、「あたしにも守るものができました」と。ちょっとイケメンすぎですね柚子は(笑)。

言いたいことは以上です(おい)。


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