はい毎度おなじみうざいトークです(笑)今回のテーマは「芽衣と柚子の『好き』の違いについて」です。 私は柚子と芽衣がお互いを好きなのは同じだとは思うんですが、その『好き』の感情がちょっと違うかなと思うんです。それがきちんと原作で描かれているのでちょっと解説していきますね。



最初から、お姉ちゃんになろうとしてますよね。でも恋という意味で芽衣を好きでもあるから、まあその両方の想いで悩むわけですね。でも、7巻以降はお姉ちゃんとして考えたり悩んだりというシーンはでてこなくなりましたね。要するにもう完全に恋人同士になってしまったわけですね(笑)。この辺は本当先生はうまく描いているなあと思います。

で、芽衣の方はもう妹として悩んだりとかそういうシーンは一切でてこないですよね。3巻で嫉妬して「姉妹ならこのくらい」とかなんとか言ってますがあれはまあ嫉妬するあまり姉妹なら何してもいいみたいに言ってるだけで(笑)別に妹として悩んでるわけでも柚子を姉として受け入れてるわけでもないんですよね。でも柚子を好きになっちゃうわけで。だから、芽衣の柚子に対する「好き」の気持ちは姉妹感情はなくて、本当に恋という意味で好きなわけですね。この違いはなんか面白いなあと思います。
でも。最後に9巻で芽衣がノートに書いてますね。「身勝手な妹の弱さを許してください」と。これは読んだときは思わず泣きましたね。芽衣は最後に柚子を姉として受けいれて、自分が妹だと認めたわけですね。それで、もし体も心も離れたとしても姉妹というつながりがあるのが嬉しい、と。うう切ないなあ。

で、これはちょっと話がそれますが、弱さを許してくれ、ということは芽衣は自分が弱いと思っているんですよね。たぶんこれは芽衣から見たら柚子はとても強くて頼りになる人間に見えるのかなと。それと比べて自分は弱いと言っているのかなと思います。柚子はすぐ泣くけど人に弱みをみせたり自分の過去はつらかったなんて弱音を吐いたりもしないですもんね。これはまあえーっと柚子の家庭環境についてのトークでも言いましたが、柚子は別に最初から強いんじゃないんですよね。だって小さい頃に色々言われて髪の色抜いたりしてるから。強かったらしないですよねそんなこと。だからまあ色々経験していくうちに強くなったのかなと思います。まあつまりこう。お互いが好きだということはかわらないからそれはなんかすごくいいなと思いますね。

はいこの辺にしておきます(笑)。



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